ONE OF PILLARS ~BEST OF

鬼束ちひろ( Chihiro Onitsuka ) ONE OF PILLARS ~BEST OF歌詞
1.月光

作詞:鬼束ちひろ
作曲:鬼束ちひろ

I am GOD'S CHILD (私は神の子供)
この腐敗した世界に堕とされた
How do I live on such a field?
(こんな場所でどうやって生きろと言うの?)
こんなもののために生まれたんじゃない

突風に埋もれる足取り
倒れそうになるのを
この鎖が 許さない

心を開け渡したままで
貴方の感覚だけが散らばって
私はまだ上手に 片付けられずに

I am GOD'S CHILD
この腐敗した世界に堕とされた
How do I live on such a field?
こんなもののために生まれたんじゃない

「理由」をもっと喋り続けて
私が眠れるまで

効かない薬ばかり転がってるけど
ここに声も無いのに
一体何を信じれば?

I am GOD'S CHILD (私は神の子供)
哀しい音は背中に爪跡を付けて
I can't hang out this world
(この世界を掲げる事など出来ない)
こんな思いじゃ
どこにも居場所なんて無い

不愉快に冷たい壁とか
次はどれに弱さを許す?

最後(おわり)になど手を伸ばさないで
貴方なら救い出して

私を 静寂から

時間は痛みを 加速させて行く

I am GOD'S CHILD
この腐敗した世界に堕とされた
How do I live on such a field?
こんなもののために生まれたんじゃない

I am GOD'S CHILD
哀しい音は背中に爪跡を付けて
I can't hang out this world
こんな思いじゃ
どこにも居場所なんて無い

How do I live on such a field?


2.眩暈

作詞:鬼束ちひろ
作曲:鬼束ちひろ

何かに怯えてた夜を 思い出すのが非道く怖い
ねぇ私は上手に笑えてる?

今は貴方のひざにもたれ 悪魔が来ない事を祈ってる
ねぇ「大丈夫だ」って言って

嘘みたいに私を 強く強く信じているから

貴方の腕が声が背中がここに在って 私の乾いた地面を雨が打つ
逃げる事など出来ない 貴方は何処までも追って来るって
泣きたい位に分かるから 分かるから

残酷に続いてくこの路で 例えば私が宝石になったら
その手で炎の中に投げて

邪魔なモノはすぐにでも消えてしまうの ガラクタで居させて

貴方の腕が声が背中がここに在って 私の鈍った本音を掻き乱す
気付きたくなんて無い 自分を振り切る自分を
何処まで走らせていればいい?

貴方に聞かせられるような 綺麗な言葉が見当たらない
卑屈になって叫ぶ私を 縛りつける前に 優しくなんかしないで

貴方の腕が声が背中がここに在って 私の乾いた地面を雨が打つ
逃げる事など出来ない 貴方は何処までも追って来るって
泣きたい位に分かるから

貴方の腕が 声が背中が ここに在って
貴方の腕が 声が背中が ここに在って


3.infection

作詞:鬼束ちひろ
作曲:鬼束ちひろ

「何とか上手く答えなくちゃ」
そしてこの舌に雑草が増えて行く

鼓動を横切る影が
また誰かの仮面を剥ぎ取ってしまう

In the night
I sit down as if I'm dead

爆破して飛び散った
心の破片が
そこら中できらきら光っているけど
いつの間に私は
こんなに弱くなったのだろう

足が竦んでしまう事も
気にならない振りをして居るの

私の愚かな病は
だんだんひどくなっていくばかり

In the night
I realize this infection

爆破して飛び散った
心の破片が
そこら中できらきら光っているけど
いつの間に私は
こんなに弱くなったのだろう

あらゆる小さな熱に
怯えはじめている私に
勝ち目など無いのに
目を覚まさなくちゃ

爆破して飛び散った
心の破片が
そこら中できらきら光っているけど
いつの間に私は
こんなに弱くなったの

爆破して飛び散った心の破片が
破片が 破片が そこら中で

いつの間に私は
こんなに弱くなったのだろう


我非得好好的回答 然而卻無法好好表達
擾亂我心跳的陰影 不知又要摘下誰的面具

In the night I sit down as if I'm dead
(在這一夜 我宛如枯死般地坐著)

心中的碎片 爆破後而飛散開來
那之中雖閃爍著光芒
究竟從何時起 我已變得如此虛脫呢

明明雙腳佇立不動 也能裝作毫不在乎
我愚蠢的病 變得愈來愈嚴重

In the night I realize this infection
(在這一夜 我明白到這般感染)

心中的碎片 爆破後而飛散開來
那之中雖閃爍著光芒
究竟從何時起 我已變得如此虛脫呢
明明雙腳佇立不動 也能裝作毫不在乎
我愚蠢的病 變得愈來愈嚴重

In the night I realize this infection
(在這一夜 我明白到這般感染)

心中的碎片 爆破後而飛散開來
那之中雖閃爍著光芒
究竟從何時起 我已變得如此虛脫呢

對所有小小的溫熱 都開始感到膽怯的我
明明毫無勝算 非得趕快醒過來

心中的碎片 爆破後而飛散開來
那之中雖閃爍著光芒
究竟從何時起 我已變得如此虛脫呢

心中的碎片爆破後而飛散開來
碎片 碎片 就在那其中

究竟從何時起 我已變得如此虛脫呢


4.流星群

作詞:鬼束ちひろ
作曲:鬼束ちひろ

言葉にならない夜は 貴方が上手に伝えて
絡み付いた 生温いだけの蔦を 幻想(まぼろし)だと伝えて

心を与えて 貴方の手作りでいい
泣く場所が在るのなら 星など見えなくていい

呼ぶ声はいつだって 悲しみに変わるだけ
こんなにも醜い私を こんなにも証明するだけ でも必要として

貴方が触れない私なら 無いのと同じだから

曖昧なだけの日々も 何処まで私を孤独(ひとり)に
褪せる時は これ以上望むものなど 無い位に繋いで

想いを称えて 微かな振動でさえ
私には目の前で 溢れるものへと響く

奇跡など一瞬で この肌を見捨てるだけ
こんなにも無力な私を こんなにも覚えて行くだけ でも必要として

貴方に触れない私なら 無いのと同じだから

数えきれない意味を遮っているけれど
美しいかどうかも分からない この場所で 今でも

呼ぶ声はいつだって 悲しみに変わるだけ
こんなにも醜い私を こんなにも証明するだけ でも必要として

貴方が触れない私なら 無いのと同じだから


5.King of Solitude

作詞:Chihiro Onitsuka
作曲:Chihiro Onitsuka

どうか灯火を頼って
傾く世界に祈りを

凍えた心は家路に返して

もっと 側へ
今は最高の魔法で
積もる雪も翼に変え
貴方の肩を 温めよう
眠れるまで

希望の瞳を落としても

それを探す腕は残って居るから

忘れないで
約束なんて要らない
寒い夜も奇跡に変え
貴方の元へ 飛んで行こう
どこに居ても

この静寂をなぞる不安さえも抱いてあげよう
負けない力で

強く

もっと 側へ
今は最高の魔法で
積もる雪も翼に変え
貴方の肩を 温めよう
眠れるまで


6.Sign

作詞:Chihiro Onitsuka
作曲:Chihiro Onitsuka

冷静さを売り飛ばして 泡になった僕を
世界は笑ってくれるだろう
そんな荷物だけで何処に?
「何処へでも」そしてただ 君の事を考えているよ

保証も無い点滅に期待したり
理由(わけ)より大切なものを知ってるから

今夜君の部屋の窓に 星屑を降らせて音を立てるよ
言えない 何も聞かないで 笑って欲しい
喜びよりも悲しみよりも ただ君の事を考えているよ
今夜 君のもとへ

こんな時にストーリーは展開を急がない
ならば少し待ち切れないでいよう

想いに仕掛けたわなを全部外して
刻もう どんな意味だって構わないと

どうか高鳴るこの胸を 煌めく夜汽車に乗せて伝えたい
示して 微かな合図で近付いて行く
いつだって泣きたくなる程に ただ君の事を考えているよ
それ以上 何も無いよ

覚えたばかりの感情でも
難しくしないように歩き出せる

今夜君の部屋の窓に 星屑を降らせて音を立てるよ
言えない 何も聞かないで 笑って欲しい
喜びよりも悲しみよりも ただ君の事を考えているよ
今夜 君のもとへ


7.私とワルツを

作詞:鬼束ちひろ
作曲:鬼束ちひろ

時計は動くのをやめ
奇妙な晩餐は静かに続く
何かを脱がすように

もうそろそろ口を閉じて
分かり合えてるかどうかの答えは
多分どこにも無い
それなら身体を寄せ合うだけでも

優しいものは とても恐いから
泣いてしまう 貴方は優しいから
誰にも傷が付かないようにと
ひとりでなんて踊らないで
どうか私とワルツを

この冬が終わる頃には
凍った鳥達も溶けずに落ちる
不安で飛べないまま

あとどれだけ歩けるのだろう
きっと貴方は世界の果てへでも
行くと言うのだろう
全ての温度を振り払いながら

失う時が いつか来る事も
知っているの 貴方は悲しい程
それでもなぜ生きようとするの
何も信じられないくせに
そんな寂しい期待で

優しいものは とても恐いから
泣いてしまう 貴方は優しいから
誰にも傷が付かないようにと
ひとりでなんて踊らないで

不思議な炎に 焼かれているのなら

悲鳴を上げて 名前を呼んで
一度だけでも それが最後でも
誰にも傷が付かないようにと
ひとりでなんて踊らないで
そして私とワルツを

どうか私とワルツを


8.Rainman(LAS VEGAS version)

作詞:鬼束ちひろ
作曲:鬼束ちひろ

Please send me to my home with your big umbrella
Don't ask nothing of me getting wet Mr. Rainman
My worst matter is hesitating at even so easy thing
But I will try to keep my door closed anytime

※Such a lonely rainy day
My shoulder is drowned
Why do you wait for the rain to stop with me?
Sad news will visit again
And I know I will get lost
Please show up in such a time Mr. Rainman※

Leading to over there could be so difficult problem
We remain standing and you keep quiet Mr. Rainman
Fact of worn out could be so funny for me
Because I can laugh at this world around even now

Such a lonely frozen day
Our fingers are paralyzed
Why do you still stay and not leave from here?
I know that you don't know me
It makes no difference at now
We just look in rainy town That's enough

If you have some magic
You can make me stop crying
But only be my side like this
So wonderful above all things

(※くり返し)


9.everyhome

作詞:鬼束ちひろ
作曲:鬼束ちひろ

夢が醒めない事を
きっと責め続けたのだろう
まだ今は来ない次の列車を待つ

弱さを許さないでと
誰かの想いが零れる時
世界は鼓動を重ねる まるで嘘みたいに

GOIN'ON GOIN'ON
何処かへさらってしまうなら
everyhome
それは小さな風のように

揺れる樹々の音は
とても貴方には頼りなくて
だから旅の終りさえ信じられない

GOIN'ON GOIN'ON
何処かへさらってしまうなら
everyhome
それは小さな風のように

それぞれの影 願い事が
何故夜を飲み込んで行ける
どれ程の景色を追い越せれば
降る雨を 咲く花を そこに連れて行ける

少しだけ何か話しを
そしてこの路を歩いて行く
帰る家を探すためなんかじゃなくて

GOIN'ON GOIN'ON
何処かへさらってしまうなら
everyhome
それは小さな風のように
GOIN'ON GOIN'ON
確かな自分を守るのは
everyhome
そっと在るだけの力で
ずっと誰かの隣りには
眠れないのを
それは言葉や理由にも
代われないでいるのを
GOIN'ON
everyhome
GOIN'ON

夢が醒めない事を
きっと責め続けたのだろう
まだ今は来ない次の列車を待つ


10.蛍

作詞:鬼束ちひろ
作曲:鬼束ちひろ

時間よ止まれ
この手に止まれ
一縷の雨は途切れて消える
誰も貴方になれない事を
知ってしまうそれを永遠と
呼ぶのだろう

想いは指を絡めるように
この夜を次第に燃やして行く
さよならの終わりを擦り抜けて
今でも身体を抱く

蛍 この星を舞い上がれ
遠く近く照らして踊れ
その一瞬が永遠だと
貴方は教えてくれたひと

時間よ止まれ
この手に止まれ
光の影は薄れて落ちる

握り締めた二人の手のひらが
汗ばむ熱を上げていく
側にいて側にいて繰り返し
今でも哀しみを抱く

蛍 この闇を舞い上がれ
涙で霞む夜空を踊れ
その一瞬が何もかもだと
貴方は教えてくれたひと

硝子越しでもかまわないと
私は無力さを晒して行く
愛なんてわずかなものを
頼りにしたあの夏を

蛍 この星を舞い上がれ
遠く近く照らして踊れ
その一瞬が永遠だと
貴方は教えてくれたひと

蛍 鮮やかに心を焦がせ
強く弱く光って踊れ
全てのときは一瞬だと
貴方は答えてくれたひと
貴方は教えてくれたひと


11.X

作詞:鬼束ちひろ
作曲:鬼束ちひろ

誰かの追憶
聴こえない瞬き
遮り始める罪の夢

最後の秘密
世界は振り向く
I'm calling you

What I feel
想いが言葉を突き放すならば
Black wheel
確かなものさえ軋みゆくならば
I'm just calling you

この腕を掴んで
どこまでも落ちるように
二人は知ってゆく
それを待ちわびたの
この胸を溶かして
禁断の迷路で
We're calling
We're going high

儚い理想が
覚醒を邪魔する
叫び出しそうな宙の果て

What you take
視線の狭間を擦り抜けたそこは
Fat snake
危険な正義で絡みついた今は
I'm just calling you

その腕を伸ばして
何もかも放つように
二人は歪んでゆく
それを待ちわびたの
その胸を奏らして
雑踏のステージで
We're calling
We're going

So far
Story comes around
For mad dear
So far
Frozen heat sparks
For mad dear

この腕を掴んで
どこまでも落ちるように
二人は知ってゆく
それを待ちわびたの
この胸を溶かして
禁断の迷路で
We're calling
We're going

その腕を伸ばして
何もかも放つように
二人は歪んでゆく
それを待ちわびたの
その胸を奏らして
雑踏のステージで
We're calling
We're going high


12.惑星の森(previously unreleased song)

作詞:鬼束ちひろ
作曲:鬼束ちひろ

惑星の森で捕まえて
貴方が探してくれるなら
目眩く日々で見失う
結末の在り処を
始まりの行方を
私は次第に意味を失くす
貴方がここにいないのなら
どこまでさまよえば

レット・ミー・ダウン
飲まれて行く
レット・ミー・ダウン
どうかこのまま
愛の元でひざまづきたい
レット・ミー・ドラウン
溺れて行く
レット・ミー・ドラウン
助けも呼ばずに
貴方の元に届きたい

感情は膨れてしまうのに
貴方はきっと冷静でいる
もう一度その顔に触れたいの
思い出せるように
消しされるように
この世は次第に色を失くす
貴方がここにいないのなら
どれほど諦めれば

レット・ミー・ダウン
溢れて行く
レット・ミー・ダウン
全てを無視して
叶わないものだとしても
レット・ミー・フロウド
こぼれて行く
レット・ミー・フロウド
助けも聞かずに
貴方の元に届きたい

他の誰かじゃ騙せない
答えはいつも正直で
私のずるさを暴いてしまう

レット・ミー・ダウン
飲まれて行く
レット・ミー・ダウン
どうかこのまま
愛の元でひざまづきたい
レット・ミー・ドラウン
溺れて行く
レット・ミー・ドラウン
助けも呼ばずに
貴方の元に届きたい


13.帰り路をなくして

作詞:鬼束ちひろ
作曲:鬼束ちひろ

光に 一体何が望める
そして 闇にも
愚かで 無垢なものを指先に
宿して 自分を導けば
辿り着くいつもそこは
すべてを貫く鉄塔の上
手に入れたものは いつかの夢達
見降ろす街は 凍える想いを
きつく寄せ合うけれど

帰り路をなくして
今日はどこに帰るのだろう
この月が 何を翳すのかを
知る事さえ怖くて
血の涙は溢れる
緋の翼で舞い上がるのだろう
燃える世の底を這って
ただ 嗚き叫ぶ
鳴き叫ぶ

力は その刃を振り上げる
ゆらりと 儚く互いへと
手探りで感じた熱は
優しい誰かのつむじ風
置き去った気持ちは いつかの迷い歌
ビルや日々の群れ 沈まぬようにと
暮れる胸を焦がしてゆく

帰り路をなくして
明日はどこに向かうのだろう
いつの時か 握りしめてきた
手のひらも解かずに
血の涙は零れる
緋の狭間で立ち上がるのだろう
過ぎ去る背はもう見えない
ただ その先へ
その先へ

帰り路をなくして
そして今はここに
碧(あお)の淵 黄金(こがね)の果て 夜の隣で震える

帰り路をなくして
今日はどこに帰るのだろう
この月が 何を翳すのかを
知る事さえ怖くて
血の涙は溢れる
緋の翼で舞い上がるのだろう
燃える世の底を這って
ただ 鳴き叫ぶ
鳴き叫ぶ


14.陽炎

作詞:鬼束ちひろ
作曲:鬼束ちひろ

渡り鳥になって
貴方の気持ちを抱いて飛ぶわ
「どこへ行くの?」かって
見たことのない空を見せるわ
想いの終りを夢見て
手紙は燃やしたけれど
叶う事のない願いだけが
時間を伝って

貴方をさらってしまいたい
春の息吹 夏の風
冷たい水面に言葉を浮かべて
涙がひとつ さよならひとつ
貴方がいなければ
ただそれが全てだと

傘のない路は
冷たいままそっと音を刻んで
頼りない街を
誰が愛してくれるのだろう
揺らめく心を無視して
記憶は舞い散るけれど
叶う事のない願いだけを
指でなぞって

貴方をさらってしまいたい
秋の鈴鳴り 冬の吐息
微かな祈りを両手ですくって
涙がひとつ さよならひとつ
貴方がいなければ
ただそれが全てだと

淡い灯火の中で
私の瞳は熱さを増す
貴方の事が見えるように
痛みを晒して

貴方をさらってしまいたい
春の息吹 夏の風
冷たい水面に言葉を浮かべて
涙がひとつ

貴方をさらってしまいたい
秋の鈴鳴り 冬の吐息
微かな祈りを両手ですくって
涙がひとつ さよならひとつ
貴方がいなければ
ただそれが全てだと